League・of・Legends ”2021WorldChampionship”決勝戦

日本時間11月6日21:00
歴史的な戦いが幕を開けました。

2021WorldChampionship決勝戦

勝てば大会2連覇 韓国予選1位通過”DWG KIA”(以下DK)
勝てばWorldChampionship初優勝 中国予選1位通過”EDward Gaming”(以下EDG)

試合前予想では、DKが有利なのではないかという声が上がる中で始まった第1戦では、
EDGがDKの仕掛けに対して対処をしながらカウンターの行動をとるという
完璧な立ち回りにより、勝利を収めました。

2戦目は序盤から終始DKペースで、そのまま危なげなく勝利、
3戦目は、2戦目と打って変わってEDGが序盤、主導権を握りました。
その中で、ドラゴンバフをDKがとり、終盤ひっくり返すという展開により、
3戦目もDKが勝利しました。

先に3勝した方が優勝という中で
EDG1勝、DK2勝で迎えた4戦目
負ければ終わりのEDGですが、topレーンで大きな差をつけ、
ドラゴンのバフをすべて獲得、
スキのないゲーム運びで
総成績2-2とし、優勝トロフィーの行方は最終の5戦目にゆだねられました。

今年最後の試合であるとともに、
WorldChampionshipの決勝として5年ぶりとなった第5戦
どちらが勝っても大記録の大一番、
序盤からtopレーンで大きな有利を築いたDKに対して、
まったく焦ることなく、ゲームを展開するEDG
それまでの4戦とは変えて、序盤から果敢にオブジェクトをとり、
戦いを有利に進めようとするDK
それに対処しながら、気づけば序盤のtopレーンの差をなくしていたEDG
というような、決勝の最終戦にふさわしい試合となりました。
試合の分岐点は、23分過ぎのEDG3体目のドラゴンを獲得する直前の
DKサイドラプター前のファイトでした。
この戦いにより、4キルを獲得したEDGが、その後の戦いも有利に進め、
チーム初となるWorldChampionship初優勝を決めました。

この決勝戦以外にも、準決勝にも熱い戦いがあり、今大会は歴史に残る
大会だったのではないかと思います。

決勝戦をまだ見ていない方!
下記のリンクから大会アーカイブにとべるので、
ぜひ!1度ご自分のその目でご覧ください!
https://www.twitch.tv/videos/1197632370

次のリーグ・オブ。レジェンドの大会は、世界大会へのチケットをかけた国内大会から始まります。
ぜひたくさんの方に興味を持っていただけれと思います。

簡単用語解説
・topレーン・・・ブルーサイドから見て左側の相手陣地へとつながる道
・ドラゴンバフ・・・5分に一度特定の場所に現れるドラゴンを倒すことでゲーム中ずっと続くバフを得ることができる
ドラゴンは4種類存在し、それぞれ別のバフを得ることができる。4回ドラゴンを倒すと、”ソウル”と呼ばれるより強力なバフを得られる
・オブジェクト・・・ドラゴンやタワーといった、とることで試合を有利に運ぶことができるもの

では、今回はこのあたりで筆をおかせていただきます。
また近いうちに、有名タイトルのルール集を作りたいと思いながら